10月29日(木)平戸市南部の佐志岳にて、自然遊学塾塾長である邑上先生を講師としてお招きし、「佐志岳の自然観察会」を実施しました。
生徒と共に、佐志岳を登りながら、珍しい植物やその生態、さらには歴史的背景までを分かりやすく講義してくださいました。
山頂での集合写真。
険しい岩肌も、難なく登っていきます。
邑上先生による講義を受ける様子。
特に邑上先生が専門とされている内の1つである、「イトラッキョウ」については、本校生徒が理数科課題研究のテーマとしていることもあり、多くの質問がでていました。
生徒達の研究に対する熱意が垣間見えた瞬間でした。
下山後、まとめたスライドを発表する様子。
学校に帰ってきてからは、”1日の活動の中で特に疑問や興味を持った事柄に対して、学びを深める”というテーマの下、短い時間の中でスライド作成から発表準備を行い、「研修で学んだイトラッキョウ」、「パイオニア植物」、「絶滅危惧種」というテーマで発表をすることができました。
この日1日を通して、
(1)目にするたくさんの植物に関心を持ち、
(2)初めて知る植物の生態や名前の由来等に感動し、
(3)最後には、このような経験ができた自然へ感謝する
という、邑上先生が教えてくださった大切な3つのカン「関心・感動・感謝」を実際に体験できた活動となりました。