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【合格体験記】「不安を自信に変えるために」

2023年6月12日更新

進路先:伊万里信用金庫

 私はこのたび伊万里信用金庫に内定を頂きました。

 私はもともと、中学生の時から将来は事務の仕事に就きたいと考えており、松浦高校の商業科に入学をしました。自分が行きたい就職先や学校に行けるようにと、1年生のころから授業をしっかり聞き、テストではクラスで上位に入れるよう勉強をしていました。

 私が就職すると決めたのは高校2年生のころです。それまでは、専門学校へ行き、もっと沢山の資格を取ることも考えましたが、少しでも早く就職し親孝行できればと思い就職をすることに決めました。しかし、就職したい企業については、まだ何も決まっておらず焦りを感じていました。ですが、高校生活を送っていくうちに、部活動やまつナビの活動を通して地域の方々と関わっていくにつれ、地域社会に貢献できる仕事に就きたいと考えるようになりました。そこで、地元を中心に職業調べをしていたところ、先生に良い金融機関があると紹介をして頂き、そこが伊万里信用金庫でした。実際に自分でその企業を調べ、お客様の身近な存在であり、地域活性化の活動に積極的に取り組んでおられるところに魅力を感じ、試験を受けることを決めました。

 就職先が決定してからは、履歴書の作成を始めました。履歴書作成は、夏休み前に先生から頂いた例を参考に下書きをしました。履歴書の中でも志望動機は特に力を入れました。文章を考え、先生方に推敲をして頂き納得のいくまで何度も考えました。また、求人票に書いてある就職試験の内容を確認し勉強を始めました。私の就職試験の内容は、国語と数学の一般常識の他に適性検査・面接・作文がありました。一般常識は夏休みに問題集を購入し、国語が苦手だったので漢字や四字熟語、文章問題を中心に勉強をしました。数学は因数分解や図形の問題を中心に勉強をしました。 面接と作文に関してですが、職員室には今まで先輩方が試験を受けた企業の報告書があります。しかし、過去数年間で試験を受けた人がおらず、「どのような質問をされるのか」「作文のテーマはどのようなものなのか」が分からなかったのでとても不安がありました。ですが、作文は先生からテーマを出してもらい、まずは自分で文章を考え、その後先生に添削をして頂きました。面接は、夏休みの補習の時から練習を始めました。まずは、ノックから面接が終わるまでの出入りを先生に教えて頂き、面接ノートの質問に答えられるように内容を考えました。クラスのみんなと面接官・受験者と役割を決め練習をしていき、就職試験前には先生方に面接練習をお願いし何回も繰り返し練習をしました。練習を始めた当初は、緊張し納得のいく答えが言えていませんでしたが、練習を重ねるにつれスラスラと答えられるようになり自信もついていきました。

 試験当日は、緊張していましたが今までの練習の成果を発揮できるように自信をもって挑みました。筆記試験は、勉強していた問題ではなく正確性を見る簡単な問題でした。作文は、文字数は決められておらず、伊万里信用金庫さんが作成しているビデオを見た感想文でした。面接は、受験者の中で一番初めだったので緊張していましたが、質問数が多い中でもリラックスしてハキハキと答えることが出来たと感じています。

 私が就職試験を受けて思ったことは、沢山の資格を取得しておくと良いということです。就職の時には資格が周りの人との差をつける大きなポイントとなります。実際に、面接でも成績や資格について触れられたので、少しでも多く資格取得できるように勉強をしておくと良いと思います。

 最後に、進路関係で悩むことが沢山あると思いますが、友達・先生方・家族に相談し、後悔のない自分の納得のいく答えを見つけてください。皆さんの進路実現を心から応援しています。

学校の連絡先

  • 長崎県立松浦高等学校
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