10月30日、本校15回生の八並朋之様を講師としてお招きし、人生の達人セミナーを体育館で行いました。
プロスキーヤーである八並様は、2年生で経験したスキー修学旅行がきっかけのようです。
現在、スピードスキーのワールドカップに毎年参戦されており、好成績を収めています。
しかし、プロになったのは38歳と遅咲きであり、それまで会社員、タクシーの乗務員など様々な職業を経験されました。
スピードスキーは時速200km/hを超える危険と隣り合わせの競技です。度重なるケガにも悩まされ、また大震災やコロナ禍にも直撃しました。
しかし、それを挫折ではなく、次へのステップへのきっかけとして捉えたそうです。
また、英語の鍛錬やメンタルトレーニングなど自身の向上になるものは愚直なほどに取り組み続けました。
生徒の感想には、「八並さんの実行力、決断力、判断力に敬意を表したい」というものが多かったようです。
講演では、これまでの人生の変遷を明るい口調でお話をされ、また受験勉強や部活動の試合を控える生徒たちに有用である「メンタルトレーニング法」の教授もあり充実した内容の講演でした。
何より、現在の職業のきっかけが学校行事であったことは、進路選択に悩む生徒にとっては大きな励みになったのではないでしょうか。
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