本校図書室にて、生徒全員参加で平和学習を実施しました。今年度は長崎県との共催で被爆体験講話を行い、オンラインにて被爆者の方からお話を伺いました。年々被爆者の高齢化が進む中、非常に貴重な時間となりました。講話を通し、平和の尊さ、戦争や原子爆弾の恐ろしさを再認識できたようです。講師の三瀬様、ありがとうございました。ある離島留学生の感想文を紹介します。
　「今までテレビ上でしか被爆者の体験の話を聞いたことがありませんでした。テレビ上ではあまり現実味がありませんでしたが、今日初めて直接話を聞くことができ、とても心に響きました。戦争、核兵器の恐ろしさ、生活が困難だったこと、実際の被害など、今の日常生活とは全く違う、まるで別の世界での出来事かと思えるような話でした。今が平和かと言えば、自分の生活は平和だと思いますが、世界的に見ると戦争が起こっています。これから戦争が起きないようにするにはどうすればよいか考えなければならないな、と感じました。」
　また、講話の後には生徒会が中心となって「奈留高校平和宣言」をし、平和についての意識を生徒全員で共有しました。この１日の学びを活かし、思いやりの気持ちを大切にしていってほしいと思います。