11月6日(木)午後、長崎大学多文化社会学部より田村康貴先生をお招きし、文理探究科1、2年生の国際探究を対象に人文社会学講義を行いました。
『「正しく怖がる」ということの正しくなさについて』というテーマで、
1.正しさの根拠を問う
2.怖がるとはどういうことか
3.「正しく怖がる」ことの正しくなさ という流れに沿ってお話いただきました。
新型コロナウィルスやクマ出現を例に、「恐怖」と「不安」は異なるものであるにも関わらず混同されることが多く、それが問題を引き起こすことにつながるということを学びました。
「~すべき」「しちゃダメ」という判断や命令・義務・禁止の根拠を問い直す「倫理学」の世界に引き込まれた1時間でした。
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