6月1日(日) 高総体2日目
卓球・男子シングルスの結果です。
《1回戦》
●川上丈太朗[3年](0)-○大村高校(3)
「敵は己の中にあり!!」
普段は飄々としている(ように見える)川上さん。
実は、とっっっっっっっても緊張に弱いそうです。
高総体出発前も、「緊張する?」と尋ねたら、間髪入れずに「はい」と答えられました。
「この日のために!」という想いは強いはずなのに、なかなか普段通りのプレーをすることができない川上さん。
速いテンポの攻撃に翻弄され、1回戦敗退となってしまいました。
次のダブルスは、川上さんにとって、高校生活最後の試合となります。
緊張による不調の自覚があるからか、「ダブルスでは、自分が足を引っ張らないで実力を出せるように頑張りたい」と、少し弱気なコメントをする川上さん。
果たして彼は、己の中にある緊張という名の敵に打ち勝つことができるのか!?
次のダブルスに期待です!
●浦濱遼太郎[2年](1)-○小浜(3)
川上さんの「己の中の敵」が緊張ならば、浦濱さんの「己の中の敵」は「体調不良」でした。
朝から調子が悪く、午前の練習にも参加することができなかった浦濱さん。
昼頃にチームへと合流し、試合となりました。
相手のミスが重なり、1セットは先取できましたが、自分の動きに精彩を欠いてしまったため、1回戦敗退となりました。
次は、3年生と共に戦える最後の試合です。
試合後の浦濱さんから一言
「体調を整えます!!」
●山下航輝[2年](0)-○大村工業(3)
敗因は、サーブミスです。
とにかく、サーブミスが重なりました!!
そのため、自分の望むゲームに持って行くことができず、苦しい展開となってしまいました。
「サーブミスが減らないと試合にならない!」
頭では分かっているけれど、それをどうにかするためには、相応の努力が必要です。
今大会で、そのことを嫌というほど実感した山下さん。
「今後練習を重ね、回転のかかったサーブを打てるようになりたい」と話してくれました。
と、ここまでで、卓球部男子の話題に重い空気が流れ出したのでは……思ったところで、そんな空気を一瞬ではね除けるスーパールーキーが現れました!!
○松本大輝[1年](3)-●佐世保東翔(0)
初めての遠征、初めての高総体。
1セット目は、やはり初戦ということもあり、なかなか調子があがりませんでした。
ですが、大型新人は度胸も据わっているのでしょうか。
徐々に徐々に慣れていき、第1セットをデュースの末に先取します。
すると、調子づいてきたのか、危なげなく2セット目も連取!!
第3セットは、シーソーゲームの接戦でしたが、気持ちで負けずに、高校生活最初の勝利を手にしました!!!
《2回戦》
●松本大輝(0)-○鎮西学院(3)
相手は、新人戦ベスト8のシード選手です。
やはり実力差は顕著でした。
終始主導権を握られた松本さんはすべてのセットを3点に抑えられるという悔しい結果となりました。
ですが、その3点の中には、相手のミスだけでなく、自分の取りたい形でポイントをもぎ取った場面もあったようです。
松本さんの今後の成長が楽しみですね!!
次は、卓球部男子の最終戦・ダブルスです。
シングルスで感じた想いを、全て最終戦にぶつけてきてください!
乗り越えろ!なかこう卓球部!!!