LED525個立方体 精密ものづくり訓練!
【訓練の理由】
1 1年生前半でユニバーサル基板で半田付け練習を数ヶ月行ったが、なかなか上達しない!
2 次にマイコンカーの製作を行ったが、穴あけ・配線・半田付け・ネジ締め・切断・組立 すべてに精度が低すぎる。
ショートしていることに気づかず回路が燃え上がる! ネジ締めがいい加減でプログラム通り走らない。
3 考えながら作らない。 次の工程や全体の形を何も考えず作業を進める。
後で失敗に気づく。 そこからの作業は困難なことに気づかない。
4 リカバリーやアイデアを発想できない。
これらの事から 精密ものづくり訓練が必要と考えました。
半田付けは1128箇所と相当な根気がないとできません。
いい加減な作りでは 発光しない! 燃え上がる! 制御回路の破損! が考えられます。
見た目も正立方体に見えないでしょう。
意欲的に取り組んでほしいと思います。
【製作物 LED525 個立方体】
1 LEDの曲げ作業(0.01mmの精度が必要)
2 半田付け作業(位置合わせ0.01mmの精度と確実な半田付けが必要)
3 組立作業(精度を上げるための工夫が必要)
4 検査(LEDの極性、色間違い 配線間違い がないか常に通電チェックが必要)
5 根気(すべてを考えながら コツコツと 計画的に進め やり遂げる根気が必要となる)
【製作の様子】
令和5年1月11日(水)より製作開始 さあ~どれぐらいで完成するのだろうか・・・・?
部員たちは楽しそうに取り組んでいるが 自分の製作技術の低さを実感していくだろう
失敗とリカバリーを繰り返しながら成長してほしい!
LED525個のカソード側を根元から直角に、アノード端子とも直角になるように精密に曲げます。
青・赤・緑 3色のLEDが混ざらないように分別します。
【完成したもの】
設計上問題がないか? LEDの品質、制御回路の品質含めて検証するため冬期休業中に製作してみました。
完成するとこうなります。
発光パターンの制御プログラムについてはハードウェア完成後進めて行こうと思います。
焦らず 時間をかけて精密に 根気強くコツコツと製作してほしいと思います。
文責 電子技術部顧問 大串