8月9日(日)に、本校視聴覚室で鳴滝高等学校定時制夜間部の伝統行事である『平和と人間を考える夕べ』が開催されました。
最初に、参加者全員で、原爆を含む戦争の被害者に向けての黙とうが行われました。
その後、被爆体験者である松本美都恵さまを講師にお招きし、被爆体験講話を全員で拝聴しました。
松本さまからは、被爆した日の記憶、原爆当日の夜になっても帰ってこなかった叔母を探しに行った母親や祖母の体験談、おそらく爆心地近くの病院で亡くなったと考えられる叔母の行動、そして戦後の苦しかった生活などについて、被爆した長崎の街の画像や地図を見せながら、わかりやすく話していただきました。
特に、わずか1時間の違いで命が助かった話しや、最後に述べられた、世界中の若者が深く考え、世界を平和に保つ方法について話し合ってほしいという言葉は、生徒たちの心に強く残ったようです。
講話を聴いた後、生徒会長の川瀬さんが「松本さまがお話しされた原爆の被害の実像はとても恐ろしく感じました。しかし、今日の講話を単に『怖かった』という気持ちだけに終わらせず、今ある幸せを学校などの身の回りから、日本、そして世界全体に広げていけるように努力していきます」とお礼の言葉を述べました。
講話終了後、全校生徒が作成したピースメッセージの各学年の代表作と『令和8年度鳴滝高等学校定時制夜間部平和宣言』を生徒会役員が読み上げ、会は終わりました。
会の全てが終了したあと、今回初めて参加した1年次生にインタビューしたところ、「思い出したくもないような辛い気持ちもあられたはずなのに、今後世界中で同じような悲惨な出来事を起こさないためにも、ご自分の体験談を話していただいたことに大変感謝しています。」と話してくれました。
暑い中、本校の生徒たちのために講話をしていただいた松本さま、本当にありがとうございました。本日の講話と生徒たちが作成したピースメッセージなどを今後の平和教育に活かしていきます。