３月１日（金）に本校体育館で、第２４回卒業証書授与式が挙行されました。

最初に厳かな雰囲気の中で８名の卒業生が担任の先生に誘導されながらゆっくりと入場しました。

卒業証書の授与では、卒業生は先生の呼名に想いのこもった返事をし、堂々と登壇して、一人ずつ卒業証書を受け取っていました。

式辞では、竹嶋校長から卒業生に対して「命を大切にして生きてほしい」と「希望を捨てないでほしい」という二つのはなむけの言葉が送られました。

次に、在校生を代表して現生徒会長の渡邉なつみさんが「困難にぶつかったときは、周囲と協力して乗り越えた高校生活を思い出してください。先輩方が築かれた伝統を引き継ぐことを約束します」という送辞を述べました。

続いて、卒業生を代表して前生徒会長の岡本珠有さんが答辞を述べました。在校生に対して「辛いことから逃げなければ前に進める」、お世話になった先生方には「楽しい授業をありがとうございました」、そして家族には「わがままばかり言ってごめんなさい。毎日遅く帰っても美味しいご飯をつくって待っていてくれてありがとう」というお世話になった全ての方に想いを伝えると、会場は感動につつまれていました。

最後に会場全体からの大きな拍手に送られながら、卒業生は笑顔で退場して行きました。

その後、クラスでの最後のホームルームを終えた卒業生は、本校伝統の行事『松明行列』に参加しました。

最初に前生徒会長の岡本さんから現生徒会長の渡邉さんへ大松明の火が継承されました。

次に、生徒会副会長の原田莉緒さんの発声で万歳三唱を行ったあと、在校生・教職員・保護者・来賓が小松明を掲げてつくった通路を卒業生が言葉を交わしながら通り抜けて行きました。

卒業式と松明行列、卒業生をはじめ参加した全ての人々の思い出に残る素晴らしい行事となりました。