令和7年4月1日付で、第27代校長として諫早商業高校に着任いたしました岩橋宗弘と申します。どうぞよろしくお願いします。
本校は、昭和16年に開校した「長崎県立諫早商業学校」を前身とし、昭和23年の学制改革に伴い現校名の「長崎県立諫早商業高等学校」となりました。 昭和33年に家庭科(のちに家政科と改称)が新設され、商業科、家政科併設の時代が長く続きました。その後、昭和60年に情報処理科、平成4年に国際経済科新設されました。
更に平成16年には国際経済科から国際コミュニケーション科への改編、平成19年には情報処理科が情報科へと改編されました。平成25年には家政科が閉科となり、現在の商業科4クラス、国際コミュニケーション科1クラス、情報科1クラスという体制の中、それぞれの学科が特色ある教育課程を編成し、教育活動を行っています。
宇都の丘にそびえ建つこの歴史ある学び舎から、これまでに25,000名を超える卒業生が巣立ち、地元をはじめ全国各地で活躍されています。
本校では、校訓「実力・責任・忍耐・奉仕」をもとに、それぞれの専門学科で培った知識や技能を活用し、共生社会の担い手としてグローバルな視点で他者と共創できる人材を育成しています。また、周囲と協同し論理的に課題解決策を発信できる力を育み、ビジネス社会のリーダーとして活躍できる人材の育成を目指しています。
部活動に集中して取り組める環境も整っており、バドミントン女子、水泳女子、フェンシング女子をはじめとして、様々な部活動が熱心に活動しており、九州大会や全国大会に出場し活躍しています。
今年度はキャッチフレーズを「長所を伸ばす 長所を活かす」としました。生徒たちはもとより、先生方にも普段の指導に当たる場面からそれを意識してもらうことで、日頃の学校生活そのものが生徒の魅力で溢れるものとなり、保護者や地域の方々、本校への進学を考える中学生の皆さんに広く伝わることに繋がるものと考えています。
私たち教職員一同、生徒たちの魅力を最大限に引き出すことで個々の成長を促し、保護者や地域の皆様から信頼される学校づくりに邁進してまいりますので、引き続き本校の教育活動にご理解とご協力を賜りますよう、お願い申し上げます。
令和7年4月
長崎県立諫早商業高等学校
第27代校長 岩橋 宗弘