校長 松尾 善久
鹿町工業高等学校は、長崎県北部に位置し、「われ共に学びて 道を究めん」を校訓とし、生徒と職員が一丸となって専門的な学びを深める工業高校です。地域に根差した教育活動を展開し、全国各地で活躍する卒業生を輩出しています。
本校は、社会の変化に対応できる実践的な工業技術者の育成を目指し、機械科、電気科、電子工学科、土木技術科の4学科を設置しています。
各学科では、専門知識・技術の習得はもちろんのこと、実験・実習を重視したカリキュラムを通して、ものづくりの基礎から応用までを学びます。
また、基礎学力の定着を図る朝学習(アサカツ)や、資格取得のための補習などを実施し、生徒一人ひとりの進路実現をサポートします。さらに、始業・終業時の挨拶や号令、安全確認などを徹底し、社会で活躍するための規律性・協調性・責任感を養うために「鹿工訓練」に取り組んでいます。
部活動も盛んで、運動部ではソフトテニス、弓道、自転車競技などがインターハイに出場、文化部では放送部が全国総合文化祭に出場するなど、活気あふれる活動を展開しています。また、技術部では、ものづくりコンテストやマイコンカーラリー県大会で優勝するなど、専門的な知識・技術を活かした活動も活発です。
本校は、地域社会との連携も重視しており、企業や地域団体との交流を通して、実践的な学びを深めています。地域に貢献できる人材育成を目指し、生徒一人ひとりの個性と能力を伸ばす教育を実践しています。