1.校訓「誠」 三綱「自彊、自律、自照」
誠とは、まごころや誠意を表している。
いつわりのない心で学業に励み、人格の修養・自己鍛錬に努めることを意味している。
(1)自彊とは、自分でつとめはげむこと。
(2)自律とは、自分の力でわがままをおさえること。
(3)自照とは、自分自身を観察し反省すること。
2.教育方針
地域に信頼され、必要とされる、魅力ある学校づくりの推進
3.キャッチフレーズ
「頑張る君に応える高校」
4.スクールミッション
(1)どのような生徒を育成するのか 〔社会的役割〕
ふるさとを愛し、誇りに思うとともに、国際社会を生き抜くグローバルな視野を持つ人材を育成します。
また、自ら学び、自らを高めようとする姿勢を持ち、連携・協働して問題を解決できる人材を育成します。
(2)どのような教育を目指すのか 〔教育理念〕
地域を教材とした探究活動を通じ、ふるさとへ貢献しようとする心を育み、協働的な学びの中で課題を解決する力を育む教育を目指します。また、個に応じた学習支援を充実し、社会の変化に対応できる資質や能力を育む教育を目指します。
(3)学校の特色、強み、魅力(独自の教育)等 〔今後の方向性〕
連携型中高一貫教育により、授業や行事、部活動等を連携して行い、6年間を見通した教育活動により、生徒一人ひとりに応じたきめ細かい指導を実践します。また、国境の島という特性を生かした国際感覚を磨く教育活動や、地域と連携した行事や探究活動等を通して、ふるさとや社会についての学びの充実を図ります。
5.スクールポリシー
(1)育成を目指す資質・能力に関する方針 〔育成したい生徒像・グラデュエーション・ポリシー〕
・故郷を愛し、誇りに思うとともに、国際社会を生き抜くグローバルな視野を持つ生徒
・学び続けることで社会の変化に対応し、人と協力し合って問題を解決していく生徒
・自らの目標の実現に向けて努力し続ける生徒
(2)教育課程の編成及び実施に関する方針 〔学びの方針・カリキュラムポリシー〕
・連携型中高一貫教育による6年間を見通した教育課程を編成する
・地域と連携した行事や探究活動を通して、ふるさとについての学びを充実させる
・韓国との交流を推進し、国際感覚を育成する
・授業やその他の学習を通して、できるようになったことを多面的に評価する
(3)入学者の受け入れに関する方針 〔求める生徒像・アドミッションポリシー〕
・知的好奇心に溢れ、学習意欲が旺盛で、自ら学び、自らを高めようとする生徒
・仲間とともに集団を高めようとする生徒
6.本年度の教育目標
『ともに学び、ともに成長』
7.本年度の努力目標
(1)生徒一人一人の成長を全力で支援
・豊かな人間性を育むために、挨拶とコミュニケーションを重視し、明るく一体感のある学校環境づくりに努める。
・自己肯定感を高め、いじめのない学校生活を実現することに努める。
・社会規範とコミュニケーション能力を向上させることに努める。
・教育相談体制を強化し、悩みを抱える生徒や学校に適応しづらい生徒の早期支援に努める。
・校内の清掃と設備の定期的な点検を徹底し、安全で清潔な学習環境を維持することに努める。
・生徒の心身の健康を適切に把握し、充実した健康指導に努める。
・「いのちの日」の活動を通じて、生命を尊重し、互いを尊敬する心を育てることに努める。
・図書館を利用しやすくし、朝の読書時間や広報活動を通じて読書活動の促進に努める。
(2)学力の向上と社会で活躍する力の育成
・生徒が主体的に学ぶ態度を育て、学習の習慣を身につけさせることに努める。
・教科指導力を向上させ、ICTを活用して学ぶ喜びや楽しさを生徒に実感させることに努める。
・中学校との連携を強化し、学びの連続性に留意した指導に努める。
・論理的に考え、判断する力を育てるために、授業や総合的探究の時間を有効に活用することに努める。
・発達障害等の支援を要する生徒に対して理解を深め、適切な配慮と組織的な支援を行うことに努める。
る。
(3)多様な進路に対応したきめ細かいキャリア教育
・個々の生徒の進路希望に合わせた、的確な進路指導に努める。
・生徒の学力や学習状況に応じた、丁寧で個別化された指導に努める。
・習熟度授業、土曜学習会、添削指導を効果的に実施することに努める。
・社会的自立や経済的自立に向けて、適切な勤労観や職業観の醸成に努めるとともに、基礎的・汎用的能力の育成に努める。
(4)生徒主体の教育活動を推進し、成就感を得られる環境の提供
・学校行事や生徒会活動を活性化し、生徒の自主性と主体性を育むよう努める。
・全校生徒に部活動への参加を奨励し、自己肯定感、責任感、協調性を育むよう努める。
・ボランティア活動への積極的な参加を促し、自主性と社会貢献の精神を育むよう努める。
・ユニバーサルデザインの視点を取り入れた教育環境の整備に努める。
・対話と協働の機会を増やし、様々な意見の統合や課題解決法を授業で学ばせるよう努める。
(5)連携型中高一貫教育及び地域社会との協力による特色ある教育の推進
・学校・中学校・家庭・地域が連携し、情報発信と協力体制を強めながら教育を推進するよう努める。
・対馬市教育委員会や関係中学校との実践的かつ効果的な連携を目指し、研究と発展に努める。
・「K‐CAP」を通じて、対馬の魅力や課題への理解を深め、地域貢献の意識を育てるよう努める。
・舟グロー大会などの伝統行事を積極的に継承し、ふるさとを大切に思い、誇りを持つ心を育てるよう努
める。
(6)教職員の資質向上と職場環境の改善
・先進校の視察、予備校の講義参観、中高の授業互換、外部講師を招聘しての講話を実施し、これらの研
修内容を職員間で共有することで、職員の資質向上と学校全体の指導力を高めることに努める。
・あらゆる機会を活用して服務規律を徹底し、不祥事の防止に努める。
・ハラスメント防止に努め、業務プロセスの効率化を図ることで、働きやすい職場環境の構築に努める。