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11月10日(火)に 「人生の達人セミナー」を実施しました!

2020年11月17日更新

 11月10日(火)の3・4校時に、One's buddy ~犬のお家~ 代表 田渕 紗耶香 様をお招きして、ご講演

をしていただきました。

 

1.目  的

  努力を重ねることで成功を収めた人や、実社会の第一線で活躍されている方で、特に長崎県にゆかり

 のある人材を活用し、経験を交えた実社会の厳しさ等についての話を生徒に聞かせ、21世紀をたくま

 しく生き抜く力を身につけさせるとともに、人生観や倫理観、職業観の醸成に寄与する。

 

2.講  師  

  田渕 紗耶香(たぶち さやか) 様(諫早市津水町在住)

    佐世保の訓練所にて11年間修行し、ジャパンケネルクラブ公認訓練士や長崎県警察本部嘱託指導

  手の資格を取得。行方不明者捜索において、警察署より感謝状を3度授与される。また、ローマ教皇

  来日の際には、長崎県での周辺警護にあたった。2018年10月より「One's buddy~犬のお家~」を

  開業。ペットホテルや一時預かり、トレーニングを行う。 

 

3.演  題

  「自分を磨けば周りが変わる」

 

4.講演の概要

  小学生1年生のときに捨て犬を拾ったことが、自分の運命を決めた。専門学校在学中に東京の動物

保護シェルターで3週間研修を行った。その際、保護されるものの多くは人を寄せ付けないなどの問題

を抱えている動物であることを知った。また、毎日世話をしているのに牙をむく犬がいて、動物をかわ

いいと思うだけではやっていけないことに気づき、次の研修先を訓練所にした。そこでの指導は厳しく、

手を出されたり、ば声を浴びせられたり、水をかけられたりして辛かったが、取りあえず行くのだけは

続けようと思い、2週間の研修を終えることができた。佐世保の訓練所での下積み時代は、給料も出

ず、たった一人で犬と365日寝食を共にする生活を8年続けた。最初の3年はテレビも見ず、友人と

の交流もなかった。実家に戻ってから最初の犬との出会いを思い出し、保護される犬が少しでも減るよ

うにしつけ教室を開くことにした。また、保護犬の世話も始めた。保護された動物で、一般譲渡が難し

いと判断されたものは、すぐに殺処分されるが、長崎の場合はボランティアの尽力もあり、殺処分の犬

は0である。最長で6年間収容された犬がいたが、残るのは問題の多い動物である。短いリードでつな

がれたまま外に出ることもないので、必ずしも幸せとは言えない。自分の喜びは、収容された動物が外

に出られるようになり、変化していく様子を見ることである。

 自分を磨くのは難しい。人から言われたことはなかなか続けられないが、好きなことをやめようとは

思わなかった。たとえ反対されても、好きだということを真剣に伝えれば、相手が変わり、認めてもら

えるようになる。相手は自分のためを思って言ってくれるので、人の意見に耳を傾けつつ、自分の思い

を伝えるようにしてほしい。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 講話の最後に、生徒を代表して3年生の高橋さんが、お礼の言葉を述べました。

 

5.成   果

  以下は、セミナー後に行ったアンケートの結果です。

今日の話は、あなたが、世の中のことを知ったり自分のこれからの進路や人生を考える上で参考になったと思いますか。
大いにそう思う  22 
そう思う  23 
あまりそう思わない   4 
全くそう思わない   1 
総計  50
今後、どのような話を聴きたいと思いますか。
世の中(社会)に出る上で役に立つこと  21 
進路や人生を考える上で役に立つこと  12 
どちらも  17 
総計  50 

 また、自由回答として次のような考えが記入されていました。

 警察犬の訓練士や他の動物の調教師、類似した職業は、命の在り方についての考えや視点が

重要であることが分かった。命を大切にするという気持ちや心構えは誰しもが持たなければいけ

ないものであるが、それと同じくらいの厳しさも必要であること、そして、自分自身にも厳しくなけれ

ば続けていくことは難しいということを感じた。全部が理想どおりにはいかない世界で、命と触れ合

いながら過ごしていくのは、とても真似できない。自分にはない強さとカッコいい心を感じた。

                                                    (4年男子)

 私にも将来の夢があり、世界で有名な料理人になりたいと思っています。私はもう就職先が決ま

っていますが、田渕さんのようにどんなに辛くても、どんなに怒鳴られても、鋼の心をもち、夢をかな

えられたらと思います。                                        (4年男子)

 田渕さんは、やはり相当な努力をしたからこそ、犬の訓練士という大変なお仕事に就けたのだろ

うと思います。田渕さんのような人を心から尊敬し、私も田渕さんのように真っ当で素晴らしい人生

を送りたいです。                                          (3年女子)

 人だけでなく、生き物みんなの命の大切さがわかった。また、頑張ればなりたいものになれるこ

と、なりたいもののためなら、きついことや大変なことも頑張れることを教えてもらった。(2年女子)

 いろんな経験をしながら、自分で自分を変えていけることがわかりました。また、夢が変わること

もあるけど、どこかでつながることもあるのだと思いました。                  (1年女子)

 

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